気分を良くするとどんな良いことが起きるのか？

気分を良くすると様々なメリットがあるといわれていますが、具体的にどんな良いことが起こるのか気になるものです。

気分が良くなることで起こる変化、得られるメリットの1つは副交感神経が優位になる、いわゆるリラックス状態の発生です。

不安感や心配事から解放された状態で、体からは不要な力が抜けて疲れにくく、また穏やかに過ごすことができます。

緊張や興奮状態は血圧を上げることで知られていますが、気分が良くなると逆に血圧は下がります。
つまり、血圧が高めな人にとって、リラックス状態になることはとても大事だと分かります。

気分を良くする方法にもよりますが、心身ともにリラックスすると心拍数も落ち着き、心臓や血管に掛かる負担が減ります。
これは心臓に持病を抱えていたり、血管に関わる疾患が気になる人にとって大切なことです。

また、気分が良くなると筋肉から過度な力が抜けますから、表情が柔らかくなります。

眉間にシワを寄せている人はそれがなくなるので、周りには穏やかで優しそうな印象が与えられます。
怒っているような表情の人は近寄りがたいですが、顔の筋肉に力みがない人には人が寄ってきます。
表情筋がより自由に動くことを意味しますから、気分が良い人は自然と表情も豊かになります。

更には思考にも変化が起こり、物事をあまりネガティブに捉えなくなったり、問題が発生しても深刻にならずに済みます。

行動力もアップして何事にも積極性が出てきますから、やはり気分を良くすること、良くなることはメリットばかりだといえるでしょう。

他にも精神的な余裕が生まれたり、自分のことだけでなく他人を気遣う余裕が持てたりします。
普段は苦手でそれほど関わりたくない人も、良いところが見えてきたり印象が変わることがあります。
自分が良く見られたり他人も良く見えることになるので、世界が変わって見えると言っても過言ではないです。

病気のリスクが減る上に人生が豊かになりますから、気分を良くすることは合理的ですぐにでも実践する価値があるといえます。