ガ-ヤトリーマントラの効果について

ガーヤトリーマントラとは人生を豊かにする為の言葉で、願望を実現する呪文のことを指します。

まず「マントラ」とはサンスクリット語で「文字」や「言葉」を意味していて、これが転じて真言となりました。

日本でも言霊というものがあるように、マントラ自体に霊力や功徳があり、精神的向上の効果を得られます。

次に「ガーヤトリー」ですが、これはヒンズー教においてはヴェーダ（宗教文書の総称）の母と称されるもので、全てのマントラの母とされている神のことを指します。

ガーヤトリーはマントラを唱える全ての者にインスピレーションを与えて、知性を育み悟りへと導く「感覚」を司る神です。その容姿は五つの顔を持ち、微笑を湛えて蓮の花に鎮座しています。

この五つの顔は、五感（視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚）と五行動器官（手・足・生殖・排泄・発声）を表していて、五つの生命力を表してると言えます。

つまり、人間の内側にある全てのものを湛えているのです。そして、このガーヤトリーを冠したマントラがガーヤトリーマントラというわけです。

ガーヤトリーマントラには、心身のネガティブなエネルギーを浄化してくれる癒しやストレス解消の効果があります。

また、脳を活性化させて記憶力・思考力・発想力等が高まる効果もあって、唱えれば唱えるほど現実願望が成されるというのが大きな特徴です。

さらに、ガーヤトリーマントラには朝昼晩に３回ずつ唱えることで、その日の罪を全て帳消しにできる効果もあります。

そして、108回を唱えることによって今世でも来世でも、様々な幸福と恵がもたらされるのです。

しかし、ガーヤトリーマントラには独特のイントネーションがある為、自分で行うのは難しいという人も多いでしょう。

そんな人にはガーヤトリーマントラを聴く事をおすすめします。

実は聴くだけでも効果は得られ、動画サイトには様々なものが存在しています。その中でも特に良いとされているのが、亡くなった際にインドで国葬された聖人サイババのものです。このようにガーヤトリーマントラには、様々な効果があるので、メンタルトレーニングの一環として取り入れてみてはどうでしょうか。