瞑想のやり方について

瞑想のやり方にはいくつかの方法がありますが、その中でも実践しやすいものとして呼吸瞑想が挙げられます。

この呼吸瞑想のやり方としては、まず最初に場所を選ぶことから始めます。

最初は自宅、公園などのような、外部から邪魔されることの少ない場所を選ぶことが大切です。

スマートフォンなどの電源を切り、気を散らすものが身近にないような状態にすることが望ましいです。まず最初に姿勢を整えましょう。椅子に浅く腰掛けたら両足を少し開きます。

頭の上から1本の糸で引っ張られているようなイメージで背筋を伸ばします。両手は膝の上に置いて、手のひらを上に向け、目を閉じて体の力を抜いてリラックスします。もしも座りが安定しない場合には、体を左右に揺らすなどして、腰が安定する位置を探します。

次にありのままの呼吸を意識します。基本的には鼻から空気を出す呼吸方法で、難しいようであれば口からでも問題はありません。

通常の自然な呼吸に意識を傾け、鼻から流れる空気、お腹の膨らみに意識を集中させます。

呼吸が浅くても気にする必要はありません。何よりもありのままの呼吸を意識することが大切なのです。

もしも心が落ち着かないようであれば、3回ほど深呼吸をしてみると良いでしょう。

場合によっては慣れないうちはお腹がすいた、仕事の事など、すぐに雑念が頭に思い浮かぶものです。

しかしこれは気にする必要はありません。雑念もそのまま受け止めることが大切であり、もしも雑念に気がついた場合には、呼吸に意識を戻します。最初のうちは2から3分程度、慣れてきたら10から30分を目安に行ってみましょう。